はいどーも。顔デカ太郎(@airinybsg)です!
最近「ApplePay」とか「GooglePay」とかよく聞くと思う。
などと思ってはいないだろうか。今日はこの「GooglePay」について詳しく解説をしていこうと思う。
ApplePayについて詳しく知りたい方はコチラ!

もくじ
GooglePay?ApplePay?ってそもそも何?
ApplePayってなんぞや
これまで何回かこのサイトで取り扱っている「ApplePay」。これはクレジットカードなどを登録することでiPhoneやAppleWatchでお金の支払いができるようになるサービスだ。
利用手順は簡単で、手持ちのクレジットカードやプリペイド式VISA、Masterカードを「Wallet」というアプリで読み込むだけでOK。
そして支払い時にはiPhoneのTouchIDやFaceIDを利用して利用者本人か確認する。あとはiPhoneやAppleWatchを店頭の端末にかざすだけで支払うことができる。
…のだが、実はコイツほとんど国内で使えない。
ApplePayはiPhoneやAppleWatchの「Wallet」というアプリにクレジットカードなどを登録することで、そこを「経由」して支払いをしている。
だからApplePayという支払いサービスは厳密にはない。実際に店舗で支払いをする際は「iD」や「QUICPay」などを使って決済をする。
またオンラインでの決済にも対応しており、そういったサイトでは支払いをApplePayに指定することでクレジットカード番号入力の手間が省けるので非常に楽ちんだ。
また、支払いの度にパスコードを始めTouchIDかFaceIDで必ず認証する仕組みになっているためカード番号を入力しない。よって、そこから不正利用に発展するリスクを抑えることができる。
GooglePayってなんぞや
「GooglePay」も基本的にはこれと同じもので、要するにApplePayのAndroid版だと思えばよい。
…で、このGooglePayもほとんど国内で使えない。
ただ、GooglePayは現実の店舗で支払う際に使えるサービスがApplePayとは異なる。
ApplePayで支払う際に使えるサービスが「Suica、iD、QUICPay」なのに対し、GooglePayで使えるサービスは「Edy、nanaco、WAON、Suica、QUICPay」だ。
またGooglePayもApplePayと同じくオンラインでの決済に対応している。
GooglePayは超ややこしい
GooglePayとApplePayの違いはもちろん対応している端末が異なるのだが、それ以外にも「対応している支払い方法」が異なっている。
しかし現実の店舗では先にも説明した通りなにかしろの決済サービスを利用する。
そしてApplePayにのみ対応しているiDや、どちらにも対応しているQUICPayは互いに登録してあるクレジットカードに紐付いているので、コンビニなどで使えばそのまま紐付いたカードに支払い額が請求されて後日銀行口座から引き落とされる。
だがこれ以外の「Edy、nanaco、WAON、Suica」はそもそも先の2つとは違い事前にチャージが必要なプリペイドタイプだ。
これらにチャージをするにはクレジットカードが必要なのだが、実はすんなりそのままチャージできるのはEdyとSuicaだけだ。
EdyとSuicaは「GooglePayアプリ」で登録したクレジットカードを使ってそのままチャージできるのだが、nanacoはチャージするには「モバイルnanacoアプリ」が必要であり、さらにこのアプリ内でまた別の登録が必要となる。
そして「WAON」はEdyやSuicaと同じくGooglePayアプリでチャージできるのだが、そのためには「イオンカード」を登録する必要があり、それ以外のカードからはチャージ不可になっている。
そもそもGooglePayに対応しているサービスはそれぞれバラバラにサービス展開していて今更統合する必要ないんじゃないって話
GooglePayの支払い手段として使える「QUICPay、Suica、Edy、nanaco、WAON」だが、これらのサービスはそもそも「GooglePay」が始まる前からバラバラにAndroid端末に対応しており、それぞれのアプリが存在している。
そのため「あえて今更GooglePayに登録し直して使う意味はないのでは?」というのネット上での意見であり、正直著者もそう思っている。
ただしかし、GooglePayでなければならない使い方もある。それは「QUICPay」を使う場合だ。
QUICPayはGooglePayではなくQUICPayアプリを使った場合、特定の1つカードを登録して使う必要があり、いわば「QUICPayを使うためにカードを登録する」という感じになっている。
だがGooglePayでは複数のカードでQUICPayを使うことができ「登録してあるカードをQUICPayで使う」という感じになるので、ちょっと自由になった感じだ。
というより支払う選択肢を「このカードはQUICPay専用」「あのカードはSuica専用」と決め込むより「どのカードでもQUICPayが使えて、どれでもSuicaがチャージできる」といったほうが便利だろう。
ただそれでも注意が必要なのはGooglePayでQUICPayとして使えるのはカードの発行元が「JCB、ジャックス」のクレジットカードカードだけであり、それ以外だと「LINEPay」と「Kyash」のみになる。
まぁ国際ブランドがJCBなら概ね発行元はJCBカードになっているだろうから特に心配することはないだろうけど、一応今から使おうって場合は事前に確認する必要がある。
GooglePayをあえて使う意味
はっきり言ってGooglePayはそもそも電子マネーに一切対応してなかったiPhoneがApplePayでSuicaやiD、QUICPayに対応した時ほどのインパクトはなかったし、劇的に便利になったという印象もない。
何と言ったってGooglePayはそもそも使えたサービスを寄せ集めてGooglePayというアプリに詰め込んだに過ぎない。
だからnanacoにチャージするには別アプリが必要だ、とかWAONにはイオンカードからしかチャージできないといったことにやたら「不便だ」と感じてしまうのだ。
ただし実際問題として、ApplePayのSuicaだってSuicaアプリに登録しなければ「VISAカード」などのApplePayに対応していないクレジットカードからはチャージできないわけで、制限があるのはApplePayも同じだったりする。
逆にGooglePayにはApplePayにないものもあることを知るべきだ。その筆頭がLINEPay、Kyashの対応だろう。
LINEPayを使うのであれば悪くない
LINEPayと言えば「コード決済」というイメージが強いが、実はLINEPayはコード決済以外にも決済手段がある。LINEPayは3つの方法で支払える。コード決済とLINEPayカード、そして「QUICPay」だ。
実はLINEPayは「GooglePayに登録する」という方法を使うとQUICPayが使えるようになるのだ。
QUICPayは通常のカード決済よりも高速であり、LINEPayのコード決済よりも対応店舗が多い。また支払いの流れも非常にスムーズだ。だからLINEPayをQUICPayで使うためにGooglePayを使うというのは非常に合理的な選択だろう。
また「Kyash」はアプリでバーチャルカードを発行してオンラインでの決済に使ったり、VISAプリペイドカードの発行をしており、それが2%の高還元率ということで人気のサービスだがLINEPayとともにApplePayには対応していない。
またこれはApplePayにも言えるのだがGooglePayでSuicaを登録する場合、もともとのモバイルSuicaでは年会費500円がとられるのがGooglePayで登録すると不要だ。
そして特段使える機能に差があるとかそういうわけではないので、これに関してはお得と言えるだろう。
ちなみにEASYモバイルSuicaっていう年会費無料のものもあるんだけど、スマホからチャージするには銀行口座が必要だったり、ちょっと面倒臭いよ。
記事のまとめ
というわけで今日は主に「GooglePay」について解説をさせていただきました。まとめるとこうなります。
- ApplePayもGooglePayも基本は「スマホでお金を支払う」サービス。
- ApplePayはApple製品で、GooglePayはAndroidのスマホで使うことができる。
- GooglePayはそもそもバラバラに存在したアプリを寄せ集めただけのもの。
- GooglePayを使うとLINEPayがQUICPayに対応するのでそこは良いところ。
結論:AndroidユーザーだからってGooglePayをあえて使う必要はない。
はっきり言ってしまうがiPhoneユーザーはApplePayを使わざるを得ない。だってそれしか対応してないから。
だがAndroidユーザーは違う。正直GooglePayアプリが使いやすいわけでもない。またまとめたからと言ってメリットもない。
Edy,nanaco,WAONって正直に言ってしまうと、ApplePayで対応しなかった「取り残された存在」だと言えなくもない。
それにnanacoをそんなに使うならセブンカードを作るべきだし、わざわざWAONをGooglePayでイオンカードからチャージするより、そのままイオンカードのWAONで支払った方がスムーズだ。
【追記】セキュリティではApplePayに軍配が上がる
またGooglePayは支払い時ApplePayとは違い指紋認証や顔認証を求められない。ある意味スムーズなのだがセキュリティを売りにしているApplePayとはやはり差を感じる。
実際問題iPhoneに搭載されているTouchIDやFaceIDと、Androidに搭載れている指紋認証や顔認証システムはOSとの親和性が全く違うので、Androidの認証システムは支払いの際に活用できないのかもしれない。
不正利用が心配される世の中で、セキュリティ観念が低いユーザーに対していかに防御力を高めさせるかということは今後もサービスプロバイダーにとって課題となるだろう。
要するに「サービスを提供している者」ということだね!
ApplePayなどについてもっと知りたい方はコチラをご覧ください!

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