はいどーも。顔デカ太郎(@airinybsg)です!
お正月はなんといっても「圧倒的にヒマ」な時間が増える時期だろう。そんな時はドラマや映画が観たくなってくるものだ。
といっても今さら「TSUTAYAでDVDを借りて観る」なんて人はあまりいないのではないだろうか。今はサブスクリプションの動画見放題サービスを使うことが一般的だと思う。
今回はたくさんある「動画見放題のサービス」から、それぞれのサービスの特徴を解説していこうと思う。
もくじ
増えつつある動画見放題サービス
ここでは「アマゾンプライムビデオ」「Netflix」「dTV」「U-NEXT」を代表して取り上げる。おそらくこの4つが動画見放題サービスの中で比較的コンテンツも充実していて知名度もあるところだろう。
基本的にこれらのサービスは月額料金を支払って契約することで動画が見放題になる。
動画見放題サービスにはこのように別サービスの特典のような側面を持ったものや、月額料金のプランが数種類ありプランごとに利用できる範囲に変化があるものなど多種多様だ。
ちなみに2018/12/29現在、それぞれの価格は以下のようになっている。
Amazonプライム | 年会費3,900円(税込み) 月額400円(税込み)でも契約可能 |
dTV | 月額500円+税 |
Netflix | ベーシック月額800円+税 スタンダード月額1,200円+税 プレミアム月額1,800円+税 |
U-NEXT | 月額1,990円+税 |
Amazonプライムの1特典である「アマゾンプライムビデオ」
Amazonハードユーザーの私だが、もちろん有料会員サービスの「Prime」に課金中だ。
Amazonプライムにはいくつか付属するサービスがあり、無料でお急ぎ便が使える等のアマゾンの配送料に関するものや、電子書籍や音楽、映像のコンテンツが使い放題になるサービスがある。
その中でもダントツで利用率が高いのが「アマゾンプライムビデオ」だ。
このアマゾンプライムビデオは現在放送中のアニメ、ドラマや過去に放送されて人気だったテレビ番組、オリジナルの番組などのコンテンツが取り揃えられており、正直プライム会員の1追加特典とは思えないレベルで充実している。
他のサービスと比べるとコンテンツ力が弱い
ただ問題があるとすれば、アマゾンプライムビデオは他の動画見放題のサービスと比べてややコンテンツ力が弱い。
これは原因というよりはアマゾンの思惑が絡んでおり、それぞれユーザーは自分の好みに合わせて、より多くの作品を求めるのであれば追加でチャンネルを契約することでコンテンツの充実を図れるようになっているのだ。
しかし要は「もっと見たければもっと課金しろ」とも取られかねず、プライム会員の特典の一つという側面がある意味プライムビデオの負担になっているのかもしれない。
実際日本のプライム会員の年会費は3900円と一見高いと思われるかもしれないが、アメリカでは100ドルを余裕で超えているのでそこから考えれば約3分の1で利用できているわけだ。
他国ではそれだけの費用がかかるものを日本ではそれよりも安く利用できる時点で、コンテンツの充実はなかなか難しいのだろう。
オーソドックスな「dTV」
おそらく動画見放題サービスの中で最もオーソドックスなものが「dTV」だろう。
NTTドコモが提供しているサービスで月額500円で利用可能。独自コンテンツも充実しており、少し前には人気漫画「銀魂」の実写映画とコラボした短編動画を配信していたりと流行に乗ったサービスを提供してくれるのが特徴だ。
またdTVはドコモ自身が提供するdアニメストアと微妙によくわからない関係を取っている。
dアニメストアという存在
まずdアニメストアについてだが名前の通り「アニメ専門」の見放題配信サービスだ。
アニメ以外にもいわゆる「二次元」と呼ばれるものとそれに関連するものを中心に配信している。月額料金が400円でdTVよりも100円安くなっているが、さすが専門としているアニメにおいては製作の段階から関わっているものもあり評判が良い。
いわゆるTVアニメはdアニメストアが確かに強いのだが、主にファミリー向けのアニメ映画など長編のものはdTVの方がラインナップ数が充実している。
そのため、どっちも見たいといった欲張りさんには「動画配信サービス」を2つ契約しなければならずどうしても「無駄」のように思えてしまう。
ただ実はこの二つ、同時に契約してもたかだか900円だ。
アマゾンプライムビデオは別にしてもNetflixの最安値プランより100円高いだけで、U–NEXTの半額程度だ。そのことを考えればそもそもの価格が非常に安いのだから両方契約しても良いとは思う。
システムがややこしい「Netflix」
次に少し特徴的なのが「Netflix」だ。
こちらは運営企業が海外の会社であるため海外の人気ドラマやアニメ映画に強く、配信されているラインナップも豊富だ。ただそれだけにとどまらず現在は日本のクリエイターが制作した番組、アニメなども増えてきて今後に期待できるサービスのひとつだ。
これには月額料金が複数あり「画質」と「同時視聴可能デバイス数」の違いによって3種類の「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」が存在する。
Netflixは画質で料金プランが変わる
Netflixのややこしさは、この月額費用システム以外にないだろう。
この「画質」と「同時視聴可能デバイス数」で料金が異なるシステム、他で実施しているところは今の所ない。
それぞれ月額800円の「ベーシック」、1200円の「スタンダード」、1800円の「プレミアム」があるが大まかに
- 画質も気にしないし一人で使うならベーシック
- 画質は気になるけど基本的に一人で使うならスタンダード
- 家族はリビングの4Kテレビで映画を見るけど、自分は部屋のタブレットで見たいというならプレミアム
と言った感じだ。
一般的に動画見放題サービスでは「月額料金が上がると観れるコンテンツが増える」などの料金形態がとられることが多いが、そういったものはNetflixにはない。その分「画質」や「何人で使えるか」によって料金が変わる。
特に「画質」なんて今までアプリなどが勝手に一番いい状態にしてくれていたようなものだ。それを月額料金で決められるなんてイメージがしにくい。
というか、仮にネット環境が悪いところで視聴する場合はどんなに4K動画が観られるプランになっていたとしても、パケットが重すぎて結果的にほとんど観られなかった…なんてことも考えられる。
しかしNetflixには良いところもあって、とにかく対応している視聴環境が多い。
一部のテレビのリモコンにはNetflixのボタンが備わっていることもある。もちろんスマホやタブレットからも視聴が可能で、他のサービスに比べてより身近な形で観られることはやはり利点と言えるだろう。
ポイントという制度がある「U-NEXT」
このサービスは結構前から提供されているもので「2007年スタート」とすでに10年以上もの歴史がある。
U-NEXTは月額料金がdTVよりも高めに設定されている。これは月額料金で使えるサービスが異なるためだ。
具体的にはU-NEXTのコンテンツは「見放題」のものと「ポイント課金」で観られるようになるものの2つに分かれている。
ここまでならdTVなどと基本的に同じなのだがU-NEXTは毎月「ポイント課金」のコンテンツを観るために一定額のポイントが配布される。
U-NEXTは安くない
ときどきサイトで「U-NEXTは配信本数No.1」といった触れ込みを見かけるがあれは「見放題とポイント課金」を合わせた数の話だ。はっきり言って見放題のコンテンツは結構少ない。
また月額料金の半分以上がそのポイントに充てられている。これも「毎月無料でポイントがもらえる」などと書いているところもあるが…
実際、見放題の部分だけで良いのであればこのポイントは不要のはずだ。しかしU-NEXTの契約プランにこのポイントが付いていないものはない。
もちろん契約するかどうかはユーザーの判断だ。だから契約しているユーザーはそれをわかって契約しているという理屈は通るのだが、それならばポイントはいらないので月額料金を下げて欲しいという意見は一見の価値があると思う。
記事のまとめ
というわけで今回は「動画見放題サービス」をそれぞれ解説しました。まとめるとこうなります。
- Amazonプライムはたくさん特典がある上に一番安い
- dTVは価格が安く、dアニメストアもオススメできる
- Netflixは画質によって料金が変わるのでややこしい
- U-NEXTはポイント制度があり、見放題としては微妙
結論:最強の選択はやはりアマゾンプライムとドコモ
やっぱりアマゾンプライムビデオは強い。なにせ普通に使うぶんには「Amazonプライムの年会費」で全てが収まるのだから余計な出費を考える必要がない。
というかプライムを年間契約した場合、年会費を1ヶ月あたりで換算するとたったの「325円」だ。
仮に何かチャンネルを契約したとしても月額換算で1000円程度に収まる。アマゾンプライムビデオチャンネルの月額料金はどれも500円から900円のものが多いからだ。
そして同じくお得感が強いものとしてはドコモのdTVだろう。月額料金500円で視聴できる上に、アニメをより観たいのであれば同じくドコモのサービスであるdアニメストアを契約すればいい。
そして実はスポーツ配信大手のDAZN(ダ・ゾーン)をdTVと合わせて契約すると通常よりも200円値引きされるのだ。
ただ今はそれぞれのサービスでオリジナルコンテンツが増えている。そのコンテンツ目当てで契約するのはある意味正しい選択だと思う。
動画見放題のサービスをテレビで見る方法はこちら!

コメントを残す