はいどーも。顔デカ太郎(@airinybsg)です。
インターネットの発達やスマホの登場により、情報を得る手段が増えて発信する手段も増えた現代において、新聞はもはやオワコン扱いされて久しい。
でも、本当に新聞は良いものなのだ。新聞をオワコン扱いしてるヤツは本当に情弱だから一生メディアに踊らされていればいいんじゃなかろうか。
というわけで今回は少しでも新聞を読む人を増やすため、新聞の新しい形である「電子版」という概念について紹介していく。
紙媒体はもう古い、というわけではない。
日経新聞などが非常に力を入れている分野が「新聞をタブレットで読む」という新しい習慣だ。
やはり新聞といえば毎朝家のポストまで届けてくれるといったものが想像されるだろうが、マンションが増えてタワマンという数十階建ての建物すらあるこの時代に、また多くのマンションにオートロックが導入されて1階のエントランス付近にあるポストまでしか郵便や新聞を届けてくれないにも関わらず、早朝にそんな上の階から1階まで新聞を取りに行くほど恵まれた生活をしている人は極めて少数派だろう。
そのため新聞社が非常に力を入れているものが、そもそも取りに行く手間がなく、またカバンに入れてもかさばらず、読み終えたとしても新聞紙を捨てる必要のない「電子版」という形態なのだ。
もちろんこれは現代の生活スタイルに合わせて新聞も購読形態を変化させて、読者を逃さないという工夫のひとつだがそれでもやはり新聞紙で読む新聞とタブレットで読む新聞は同じものとはいかない。
例えばそもそもの話、新聞紙と同じサイズのタブレット端末などないのだから同じ縮尺で見ようとなると拡大する必要があり、そうなると今度は全体を見渡すことができなくなる。
またどう考えても新聞1部よりタブレット1つの方が重量があり長時間持ったまま読んだりするのには不向きだ。
では紙の新聞なら読みやすいかと言えばそうでもなく、混雑した電車内で紙の新聞をでかでかと広げていたらそれこそ迷惑極まりない。
以上のようにどちらにも一長一短がある。ただ決定的に言えるのは電子版の方が少し安く設定されている、もしくはキャンペーンが豊富にあるということだ。
というわけで下記より「電子で読める新聞」の主なものを紹介していく。各社ともに特徴があるので参考にしてもらえればと思う。
電子版あれこれ
なおご注意いただきたいのがこの記事内において紹介するものは原則としてスマホ、タブレット、PCなどで新聞紙面を閲覧できるプランを紹介する。
電子版の代表「日経電子版」
電子版といえばやはりコレ。社会人の必須アイテムともいうべき「日本経済新聞」の電子版。実際著者も使っているがアプリの使い勝手がずば抜けてよい。
PDFリーダーには搭載していないもので電子書籍端末やアプリでは搭載されているものに「画面の端をタップするとページ送りができる」という機能がある。
電子書籍を読む人ならばよくわかるだろう、これが搭載されているかどうかは非常に重要な問題なのだ。
PDFリーダーでは「画面をスワイプしてページ送りをする」必要があるのだが、画面の大きなタブレットでは画面をスワイプしてページを送るのは非常に面倒であり、挙動が大きいので疲れるのだ。
ただこと料金に至ってはさすが日経、それ相応のいいお値段だ。
まず電子版のみを利用する場合は月額4200円だ。紙媒体を配達してもらうと4900円になるので15%ほどお得となる。ただ決してリーズナブルとは言えない額である。
ちなみに電子版と合わせて紙媒体の配達も契約すれば「5900円」と紙媒体にプラス1000円で電子版の利用が可能になる。
一人暮らしの大学生などにはかなりきつい出費だが、実家で親が日経新聞を購読しているのであれば、そこに合わせて電子版を契約してもらえばたった1000円で利用可能なのだ。
また定期的にキャンペーンを行なっており初月無料なのを延長したりするので、そのタイミングで契約すると良いかもしれない。
特典の多い「朝日新聞デジタル」
キャンペーンというか、契約することでいろんなサービスが無料で使えるものが多いのがこの「朝日新聞デジタル」だ。
特に特徴的なのが「ポイント・マイルコース」というもので概ね1年などの定期契約を前提にANA・JALマイルや楽天ポイント、ポンタポイントなどをもらえるというもの。
だいたい5000円から9000円分程度のものが新規契約、そして更新時にもらえる。
ただ月額料金は3800円とやはりお高い。紙媒体の配達を契約していればそこにプラス1000円で済むがそもそも3000円から4000円かかる紙媒体の配達のことを考えれば決して安いものではない。
またこのプラス1000円も半年から1年単位の定期契約が必須ではあるが、インターネットプロバイダーのOCNやNTTのフレッツ光と合わせて利用することで500円で利用可能になり、またOCNとの組み合わせではOCNの月額料金から100円引きの上でOCNのポイントが10ポイント加算される。
サンデー毎日が読みたいなら「デジタル毎日」
お次は毎日新聞の電子版である「デジタル毎日」。はっきり言ってしまうが朝日新聞からキャンペーンを取り除いただけだ。
毎日新聞はオンラインサイトのみの記事を見るならば「24時間単位で100円」といった感じの契約ができる。ただしこれは紙面を見ることはできない。
ちなみに紙面を見るにはプレミアムという3200円のプランを契約する必要がある。紙媒体と合わせて契約するとプラス500円だ。
基本的にこの「朝日新聞デジタル」と「デジタル毎日」に内容的差はかなり少ない。ウォール・ストリートジャーナルやサンデー毎日が読みたければデジタル毎日にすれば良いと思うが、基本的にどちらを選んでも特段なにか違いがあるかと言われれば「ない」と言わざる得ない。
ダントツで安い「産経電子版」
産経新聞の電子版だが、この「産経電子版」の特徴はとにかく電子版単独契約の月額料金がダントツで安い。月額1944円は日経電子版の半額以下の値段だ。
ほかにも何故かいろいろなお店のクーポンなどが付いて来たりするが、朝日新聞にも言えるのだが「その特典が新聞の特典である必然性」が皆無なのだ。
まだマイルやポイントを配るというのならわからんでもないが、お店のクーポンが使えたところで新聞との関連性がまるでない。
記事のまとめ
結論:新聞を読まない者は真の情弱だ。
はっきりと言おう、著者は一人暮らしをしだして少しの間新聞を一切読まなかったが、気づいたら自分の情報が実家にいた時から根本的に何も変わっていなかった。
たしかに新聞は現代においてスピードが遅く鮮度という意味で勝ち目はない。ただより深みのある正確な情報を手に入れるという意味では新聞という情報源は月に5000円払うだけの価値のあるものだ。
また新聞購読をしている人間が少なくなって来ていることで、今自分が新聞を読むことは周囲との差別化を図ることができる。
新聞のコラムや朝日新聞の「天声人語」や「折々のことば」など他にも新聞各社にはそれぞれ連載記事があり、そこには新聞社の主張以外にも各論客のさまざまな意見が書かれている。
また就活生には自分が就職しようとしている企業が最近一体どういった事業を手がけているのかといったことは新聞の方がより容易に手に入る。
自分の生涯は意外とあっけない理由から決まってしまうことがある。そうしたくないのなら新聞から情報を得て選択肢を増やしていく必要があるのではないだろうか。
コメントを残す