ど〜も。顔デカ太郎(@airinybsg)です。
夜行バスという移動手段、特に若い人は検討したことが多いのではないかと思う。
新幹線や飛行機に比べて安価で移動できる代わりに、バスで寝ることになるので非常に疲労感がたまるという諸刃の剣だ。
今回は「夜行バスをまだ快適に乗るためのテクニック」を理由とともに解説していこう。
もくじ
夜行バスはツライ…それは準備不足が原因かも?
夜行バスはだいたいほとんどが途中でサービスエリアやパーキングエリアによってトイレ休憩を取ることが多い。
そこでは他のバスの乗客もいて、特にカップルなどが「全然ねれない、帰りは新幹線にしたい」などと言っていることがある。
普段ベッドや布団などの平たいところで寝ている人間が、急に決してフラットな状態にはならない夜行バスの椅子で寝れるわけがないのだ。
ましてバスなのだから走行中は揺れも発生するしそこそこ騒音もある。
当たり前だが、枕が変わると寝れないなんて神経質な人でなくても夜行バスで寝るのはちょっと難しい。
ちなみに著者ははじめて夜行バスに乗った時全く寝れなくて帰りのバスに乗るのがひたすら嫌だった。しかし実際帰りの高速バスは爆睡したのであった。
どうして行きと帰りでこうも寝つきが違ったのか?
それは「疲労具合」と「バスの座席」に違いがある。
人は疲れていたらどこでも寝られる
まずものすごく簡単な理由としてはじめて夜行バスに乗ったとき行きの乗車日、著者は休日で夜20時ごろに難波を出発するまでほんとうに家でただただゴロゴロしていたのだ。
変な話、どんだけ劣悪な環境であろうが人はめちゃくちゃ疲れてさえいれば寝れるのだ。逆に1日ごろごろして特に体力を消費せずに過ごした後ではなかなか寝れなくても仕方がない。
実際著者はこのバスに乗った理由は横浜で小倉唯さんのライブがあるからで、ライブで体力使い果たしてフラフラになった状態で帰りのバスに乗ったのだ。
当たり前だが、夜行バスは家で寝るよりも劣悪な環境だ。夜行バスに乗る日の朝は早めに起きるとか、運動をしておくなどして「疲れさせておく」というのは有効的な策だろう。
席は最前列の真ん中を取れ!
別の理由としてバスの座席の位置が原因となる。
基本的に著者は「3列独立シート」という座席の隣が必ず通路になっているタイプのバスにしか乗らないのだが、このとき乗ったバスは行き帰りともにこの3列独立シートだったのだが座った位置が異なっていた。
行きが左に窓がある中程の席、帰りが真ん中の列の一番前だった。
以前オススメの夜行バスを紹介する記事で解説したかと思うが、VIPライナーは夜行バスでは珍しいリクライニングをするように勧めてくる。
そのため前に席があるかどうかはかなり重要なのだ。
ほぼ強制的に前の席が倒れてくるため足元が狭くなり、身長が高くなればなるほど窮屈になる。窮屈になるとやはり寝づらい。
しかしこれは両サイドの窓際ではダメなのだ。
なぜなら窓際の席はどちらかが壁になるのでその分そちら側からの圧迫感があり、かつ最前列は出入り口や運転席があるためそこに壁が存在し、席は倒れてこないが足を伸ばしきることができない。
その点真ん中の列の最前列なら両サイドは通路で、その先も階段で出入り口に繋がっているだけので、足を伸ばそうが誰の迷惑にもならず圧迫感もなく最高だ。
他にもいろいろある快適な過ごし方
正直言って夜行バスは寝てしまうのが最も良い。
ただ仮に寝れたからと言ってもいつもと違う体勢だったりして必ずバスを降りると体が痛い、なんてことになる。もうこればっかりは仕方がない。
疲れることを防ぐのではなく疲れた後に癒そう
例えば手っ取り早い方法で言えばバスを降りた後に温泉などに行くと言ったことが考えられるだろう。身支度も整えられて一石二鳥である。
ただこれには問題があり、都心にはこのような夜行バスが到着する早朝から営業している銭湯はそれなりの数存在するのだがどれも1000円を超えていたりして高い。
スーパー銭湯であればそれよりも安くより快適な風呂に入れるというのに。やはり立地の問題であろう。
乗車時間を減らすという選択肢もある
また、そもそも乗車時間を短くするということも有効だ。
著者が今回に限らず割といつもやっていることで、バスの最終乗車地から乗ってはじめに到着するところで降りるという方法がある。
こうすることで単純に乗車時間が短くなるだけでなく、乗車までの時間に余裕を持たせることができる。
例えば「大阪~東京」まで移動するとして、あえて大阪から乗るのではなく京都から乗るようにすれば発車時刻が1時間以上遅くなる。
だがJRで移動すれば大阪京都間は30分しかかからないため、その分の余裕が発生する。
長時間夜行バスに居続けるのは、めちゃめちゃ疲れた状態で席に気を付けて乗っていてもやはりしんどいものがある。
夜行バスは電車よりも遅いため、途中まで電車で移動することで「ちょっと短い」夜行バスにすることは意外とオススメだったりする。
記事のまとめ
というわけで今回は「快適に夜行バスに乗る方法」を紹介しました。まとめるとこうなります。
- 夜行バスに乗る前にクタクタに疲れておけ!
- 座席は最前列のド真ん中がおすすめ!
- 降りた直後の温泉でリフレッシュするのも手!
- 夜行バスの乗車区間を短くすると楽!
結論:夜行バスに乗る前はクタクタになるまで遊ぶか仕事しろ!
正直これがいちばんだ。
席の相性はもちろん著者は書いた通りのことを思っているが、人によって感覚は異なるものだろう。
しかしクタクタな状態でも寝れないような人間はいないだろう。アホみたいに遊びまくった夜は、昼夜逆転仕掛けていた著者ですら夜行バスでかなり十分な睡眠がとれたのであった。
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実は昨日、著者は「大阪~東京」まで行こうと思っており、例の夜行バスの区間を短くするテクニックを使うために京都から夜行バスに乗る予定だった。
そのために京都に行こうと思って、ついズボラな著者はたまたまその時天王寺にいて、数分後に京都行きの特急「はるか」がやってくるというだけで「はるか」に課金したのだ。
そしてここから大問題。まさかの途中の新大阪に着いた時点で前を走る電車が人身事故に巻き込まれ運転見合わせとの案内があった。
一応そのはるかに乗っていれば予定の40分以上前に着くようになっていたのでその時点では問題ないが、さすがに人身事故に巻き込まれると仮に運転再開したとしても通常30分ほどかかる大阪から京都までの道のりが最悪「倍」程度かかりかねない。
そうなってしまうといくら時間に余裕をもって動いていたとしてもバスの発車時刻に間に合わない。
車掌さんにいろいろ聞いてみたが、やはり著者の予想通り間に合わなそうだったので、結局ちょうど新大阪まで来ていたので仕方なく新幹線に課金して京都まで行ったのだった。
いつも使っているJR西日本のクレジットカードで購入可能なJWESTチケットレスサービスを利用して通常の自由席特急券(970円)よりも安い値段(620円)で指定席に乗れたとはいえ、結局新大阪から京都まで新幹線の料金をほぼほぼ定価のエクスプレス予約で購入してしまったので合計で2000円ちょっとくらいかかった。
ちなみに、今出てきたJWESTチケットレスサービスについて知りたい人はコチラ!

正直これではわざわざ料金の安い高速バスに乗った意味が皆無である。
おそらくもう少し課金すればエクスプレス予約ののぞみ早得21の11000円に達していただろう。
というか結局はるかは天王寺から新大阪までしか乗っていないのだから620円の特急券に乗車券220円も払う意味がない。
それなら同じ乗り換え無しの御堂筋線に乗った方が時間もかからなかっただろう。
天王寺から新大阪までなら280円で行けるし、天王寺からの始発電車もあるのだから座って行けたに違いない。
おそろしく無駄な出費をしたものである。
ちなみに今回乗ったのは、いつも使うVIPライナーのロイヤルブルーというバスだ。
始発は三宮(神戸)で途中梅田(大阪)と京都を経由して新宿、王子、さいたま新都心へと行く。
乗車区間を短くするテクニックは、翌日の疲労感を軽減するには非常にオススメのものではあるのだが、このように人身事故に巻き込まれたりしたらどうしようもないので注意が必要だ。
駅のホームから飛び降り自殺した、というパターンが多いよ!
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