用事がなくてもヨドバシやApple Storeに行っちゃう系男子、顔デカ太郎(@airinybsg)です。
みんな大好きiPad、著者も大好きiPad。今回はこのiPadの「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル」のどちらを買えばいいかを解説しようと思う。
これからiPadを買おうと思う人がまず悩むのが「WiFiモデルかWi-Fi+Cellular(セルラー)モデルにするか」という2択だと思う。
ついこの間も、スタバで作業してたらとなりの女子高生が「iPad欲しいんだけどセルラーとWiFiってどっち買ったらいいん?」とか言っていた。
さらにその隣にいるJKが「ポケットWiFi持ってたらそんなのいらないよ!」とか言っていたが、この意見は大間違い、というかツッコミどころ満載だ。
著者はあえてここで叫ばせてもらおう。
もくじ
セルラーってそもそも何?何ができるの?
iPadには「Wi-Fi」と「Wi-Fi+Cellular(セルラー)」という2つの通信手段がある。
一応最新型のiPadProならセルラー機能を搭載しない場合、同じだけの値段でストレージの容量を64GBから258GBに変更することができる。
と思うかもしれないが、それでも著者はストレージを小さくしてでもセルラーを付けるべきだと言いたい。
モバイルルーターではダメ!セルラーを付けた方がよい理由
冒頭の茶番、まぁ別に本当にスタバでJKがそんな話をしていたわけではないのだが全く同じ内容の会話が行われていたのは事実だ。
モバイルルーターはポケットWiFiではない
とりあえずツッコミたいのは、モバイルルーターのことをポケットWiFiと呼ぶのはやめろということだ。
チラッとその人が使ってるモバイルルーターを確認したところ、それは間違いなくWiMAXだった。決してポケットWiFiではない。
この2つは「モバイルルーター」という道具なんだ!

先ほども解説した通り、iPadProにセルラーを付けるのであれば全く同じ値段でストレージを4倍にすることができる。
普通の人ならほぼ間違いなくセルラーよりもストレージを優先してしまう。そしてそこが家電量販店であったなら…
とかなんとか言われて、まんまとモバイルルーターを契約されてしまうのだ。
モバイルルーターよりセルラーの方が安い
著者は前からずっと「WiMAXはいいぞ」とか言ってオススメしてきたのだが、iPadなどのタブレットの「セルラー機能」の比較相手としてはモバイルルーターは全くオススメできない。
ちなみに、モバイルルーターをオススメできるのは「家で固定回線を契約していない一人暮らしの人」だよ。
セルラーモデルには格安SIMを使え
iPadのセルラーモデルを購入すると基本的にはその状態では通信はできない。なんらかの形で通信の契約を結ぶ必要がある。
ちなみに著者はこの間「格安SIMはオススメできない」という内容の記事を書いた。
読者の方には「この間オススメできないとか言ってたくせになんやねん」と思われるかもしれないが、あくまでも著者は「格安SIMを詳しくない人間が値段にのみ惹かれて契約するのは愚かだ」と言っているだけで、うまく使えば便利なものであることには違いない。
格安SIMの「データ通信のみ」プランを使おう
ではこのiPadのセルラーモデルをうまく使う方法とはなんなのか?
それは非常に簡単で、格安SIMの「データ通信のみ」のプランを契約するという方法だ。
例外を除けば格安SIMのデータ通信のみのプランは「3GBで月額900円」が主流で、そういったものを契約すればよい。
モバイルルーターはおおよそ月額4000円はかかるという風に認識しておく必要があるので、もちろん通信容量の差はあれど格安SIMの方がかなり月額費用は抑えることができる。
またiPadのセルラーモデルは基本的に新品を買えば間違いなくどこの回線を使っている格安SIM事業者であっても問題なく通信ができるように設計されている。
そのため中古のソフトバンク用Android端末を買って楽天モバイルのSIMを入れようとしても使えない、なんて格安SIMあるあるもまず起こりえないのだ。
セルラーモデルの方が通信容量が少ないのですが…
というわけで著者はセルラーモデルを推しているのだが、モバイルルーターなどの1ヶ月あたりの通信制限がないものに比べたら、普通の人はこう思うかもしれない。
スマホならふとYouTubeを見たり、とりあえずインスタを見たり、いつも通りツイッターのTL警備をしたりと事あるごとにパケットを使用してしまうことだろう。
しかもイマイチ自覚がないかもしれないが、これらはどれもパケットの使用量がめちゃくちゃ大きいものたちばかりなのだ。
それに対してiPadではおそらく「ふと」YouTubeを見たりすることはないし、インスタを操作することはないだろう。
というかInstagramの公式アプリはiPadに対応していない。
iPadでもInstagram見る方法はあるが、結局iPhoneとかで写真をとってそのままそこで加工して投稿するのだからわざわざiPadで見る必要性がない。
そもそもiPadに求められる用途はスマホに求められるものとは全く違うものだ。
基本的にiPadの使用用途は、著者の個人的な感想を言えば「電子書籍を読む」「家でアニメを見る」「文章を書く」などがメインだと思う。
スマホのようにLINEで頻繁に連絡をしたり、SNSを巡回しまくったり、ついYoutubeを見るといった「通信環境ありき」の使い道とは異なるのである。
スマホからセルラー機能を取ってしまうと、はっきり言ってなんの役にも立たなくなるだろうが、iPadのセルラー機能はあくまで補助的なものであって、なくても最悪困らない。
だからこそ、せっかくiPadにセルラー機能なんてものを付けるのであれば…ネットに繋がらないと不便だから、というのであればできる限りランニングコストは下げるべきなのだ。
「通信制限になったら怖い」「パケットが足りるか心配」とかいう不確かな感情によって、あまり使わないにも関わらずモバイルルーターに無駄な金を払う方が愚かだと思う。
ちなみに著者は普通の人よりも何倍もパケットを使う自信があるけど、ことiPadのセルラーモデルに関しては何年も月3GB、それ以下の容量だった頃から使用しているが問題を感じたことはないよ!
本体ストレージよりクラウドを使うべき
まぁ実際なぜここまでセルラーモデルを強く推すのかと言われれば、それはやはり今更ストレージを大きくするよりもクラウドを利用した方が安上がりで使い勝手がよいからだ。
例えば今回仮にストレージが巨大なモデルを買うとする。
なにかの機会にそのiPadを買い換えることになったとしよう、その際は間違いなくまた巨大なストレージを搭載したモデルを買う羽目になるだろう。
今そのストレージを食いつぶしているもの(アプリや写真など)をそのまま古い端末から新しい端末に移行する必要があるため、この連鎖は基本的に一生付きまとってくる。
それに比べてクラウドであれば月額の固定費用はかかるかもしれないが、ほかの端末やPCなどでも併用可能でまた別端末からのデータ共有なども容易に行える。
利便性を鑑みればやはりストレージを増大させるよりもクラウドを利用する方が良いに決まっているのだ。
またWiMAXやワイモバイルのポケットWiFi特有の弱点としてトンネルや地下、ビルの谷間など電波が入りにくい場所が普通のスマホなどに比べてかなり多いため、肝心な時に電波が入らないことが多くストレスが溜まる。
通勤通学中にiPadで日経電子版を読もうとした時にネットに繋がっていなかったとしたら、今やりたいことができなくなるのは明らかに損失と言えるだろう。
記事のまとめ
今回は「iPadを買うならセルラーモデルにしろ!」という記事でした。まとめるとこうなります。
- モバイルルーターを買うよりセルラーモデルの方が安い。
- 格安SIMのデータ通信のみのプランなら月額900円程度。
- iPadを使うのであればパケットは3GBあれば足りる。
- 本体のストレージを増やすよりもクラウドを使おう。
結論:やはりiPad+Cellularは最強の組み合わせ
正直な話、著者はセルラーモデルのiPadとWiMAXルーターを併せて活用しているが別にWiMAXは手元になくても良い。
というより著者のズボラさ、忘れ物の多さは尋常ではないのでiPadは持っていてもWiMAXは忘れたなんてことはよくあるのだ。
実際WiMAXを忘れた時、セルラー機能のないもう一つの手持ち端末である「SurfaceGO」は非常に使いずらいのだ。
はっきり言って今の時代、ネットに繋がらないとあらゆる機能が制限を受けてしまう。この状態そのものが不便以外の何者でもないのだから、WiMAXを忘れても通信が出来るセルラーモデルは非常に安心と言えよう。
またWiMAXルーターだけにとどまらず、モバイルルーターは基本的にどれも決してバッテリーのもちが良いとは言えない。
スマホやダブレットに加えて圧倒的に充電頻度が高く、また常に触っているわけでもないので気づいたら電池が切れていたなんてことが多い。
この時にセルラーモデルであればそのままモバイルネットワークを使う方に切り替わるが、そうでなければその時点でネットに繋がらなくなる。
ちなみに、一部で「セルラーモデルはWiFiのみのモデルに比べてバッテリーのもちが悪い」ということが言われているがiPadProに限って言えばそんなことはないよ。
著者はこれまでiPadProをずっと使ってきて、初めはWiFiモデルを買ったが不便で新型が出た時にセルラーモデルにして、それ以降ずっとそのまま愛用している。
なぜ著者の実際の友人どもは、著者の言葉よりもそこらへんの「ちょっと知っている程度」の阿呆の戯言を信用するのであろうか…。
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