どーも。せっかく朝方の生活リズムになってたのに、また昼夜逆転してきてる男…
というくだらない話は置いといて、先日「幼女戦記」という映画を観てきたのだがふと思った。
正直今のように思っている人も多いのではないだろうか。
今回は著者なりに「現代において戦争をしてはならない本当の理由」を解説していこう。
そもそも戦争で人は死なない
まず言っておきたいのだが、戦争において民間人が死ぬことはいかなる事情があろうともあってはならない。
太平洋戦争時にアメリカから受けた空襲や機銃掃射の数々は本来国際法に違反した「戦争犯罪」なのだ。
日本は戦争に負けて要職にあった人間たちが戦争犯罪人として処刑されたが「民間人を大量に虐殺した」という意味で空襲や原爆などを日本に投下したアメリカの責任は本来問われるべきなのだ。
だがそれはやはり戦争は勝ったものの言いなりで「負けたら何も言えない」という原則が働いているため現在のような事情になっている。
ただ一応、アメリカにしても別に国際法に明記された色々な義務を一切せずにただただ空襲をしたり原爆を落としたわけではない。
基本的に空襲をしたのは軍事施設がある場所であるし、事前に「空襲をする」という勧告は上空からビラをばらまくなどしてやってはいた。
また今のように爆弾やミサイルの誘導技術があったわけでもなく、ただ上空の航空機から落とすしかなかった状況で正確に軍関係施設だけを攻撃するのは実際問題無理であろうというところもある。
戦争が起きたら生活が苦しくなるわけじゃない
盛大に勘違いしているかもしれないが日本が戦争に加担してなかったとしても生活に影響が出ることはよくあることだ。
というか今までにも散々起きている。
あれも産油国である中東で起きた戦争が原因で起きているわけで、それによって日本国内は大混乱に陥ったのだ。
また戦争をする相手にもよる。
もはや日本とアメリカがもう一度戦争することなんていくらなんでもありえないだろう、自国防衛を要所をほとんどアメリカに頼りきっている以上裏切りようがないからだ。
逆にそれ以外の替えがきく国ならばなんとかなることもあるだろう。
銃剣で人と人とが殺しあう戦争なんてナンセンスだ
もはや日本人の戦争観は太平洋戦争で完全に止まってしまっていると言っても過言ではないが、まぁそれが悪いかどうかは別にして「銃剣で相手を刺し殺す」なんて戦争をもはや現代でする意味はないだろう。
というのも人間をモノ扱いしてしまうが、人間の製造コストとそれ以外の戦争に必要な物資の製造コストは明らかに桁違いに異なっている。
人間が死ぬというコストはその人が死んで困るということ以上に「殺した人間の精神汚染」や「殺された人間の遺体処理」とただ銃を撃つよりもはるかに面倒なことが待ち構えている。
残念なことに人間は人間を殺すと精神が病んでしまうのだ。少なくとも現代社会においては社会不適合者の烙印を押されることになる。
また人間を殺さずとも戦争の目的を達成することなどいくらでもできるのだ。
もはや電気とインターネットが無ければ生活が成り立たない現代において人間を殺すよりも設備や装備を破壊妨害する方がよほど理にかなった戦略だ。
核兵器だって放射能汚染によって人間を苦しめるよりもEMPなどの電磁パルスを利用すれば特に対策を施していない限り殆どの電化製品は使用不可となる。
つまり人が何人死ぬよりも、一人も殺さずに一発の核兵器を先行して使うことでたやすく相手陣地を制圧することは十分に可能だ。
戦争はしたくて起こるわけじゃない、全てが結果論だ。
戦争を始めるのは基本的に宣戦布告またはそれに準ずる先制攻撃を仕掛けた側によるものだが、それを正義か悪か決めるのは結局「戦勝国」であり全ては結果論と戦勝国視点の都合の良い解釈になる。
太平洋戦争も結局は色々な理由が重なった、複数の国の利害が干渉しまくって起こったわけで枢軸国だけが必ずしも悪ではない。
また国民はわかっていないかもしれないが国は人間よりもよりエゴが強く愚かしいのだ。
「国民感情」という出どころもしれない力によって元首が意図しない方向に進んでいくことだってある。
中途半端な正義感が寄ってたかって憎悪になるというシステムを人間はいい加減学んだ方がよいのかもしれない。
記事のまとめ
というわけで今回は「戦争をなぜしてはならないのか」を解説しました。まとめるとこうなります。
- 戦争で民間人を殺すのは国際法違反になる!
- 自分たちが戦争をせずとも経済的な影響は出る!
- 現代において戦争で人を殺すのは非効率的だ!
結論:撃たれたら撃ち返す、をしてはいけない。しかし撃てる準備は必要だ。
結局のところ実戦など起こらないに越したことはない。本当に無駄が多い。
あくまで「戦争をも辞さない覚悟を見せる」という切り札以上の価値を認めてはならないのだ。
また日本人は戦争をしていないと思っているかもしれないが、結果的に人殺しに加担している部分も大いにある事実を歴史から学ぶべきだろう。
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