どーも、家以外に泊まるのが大好きな男……顔デカ太郎(@airinybag)です。
宿代って高くないですか?
ライブによく行く地方在住オタクが口を揃えていう「一番お金を払ったのはチケット代でもグッズ代でもなくて移動費と宿代」という発言。
これは言い得て妙というかまさにその通りで大阪に住んでいた頃の著者も全くその状態で、チケットが取れても移動費と宿代に四苦八苦するなんてことはザラだった。
移動費に関してはとにかく安い夜行バスを使えば往復1万円以内に納めることもできるがそれが精一杯といったところだろう。
これに対して宿代は「我慢と努力と割り切り」で安くできる。
今回はこの目安に従ってどの程度であれば「我慢と努力と割り切り」ができるのかに合わせてえらべるホテルを解説しよう。
もくじ
なにに我慢と努力と割り切りをするの?
宿代を安くするコツは我慢と努力と割り切りといったがなにに対してそうすれば良いのかというと、ホテルの設備に対してである。サービスではない。
宿代とは別にサービス料を取るような高級ホテルなら話は別だが、なんとなくイメージとしてホスピタリティが優れているホテルはそれを宿代に添加しているわけでもない。
設備といってもなにもない場所、布団すらないけど宿代1円でいいよとかバカなことはない。最低でもベッドか布団はある上でなんらかの形で個人のスペースが確保されているのが大前提だ。
これがないところが全くないとは言わないが、ないところは楽天トラベルなどの旅行サイトに載っている写真を見ただけでもヤバさが伝わってきてレビューも荒れまくっていることが多い。
さらに色々設備を追加していくとその分値段が上がっていくというのが宿代の基本的な仕組みだ。
そこを踏まえた上でどのホテルにはどんな設備が付帯しているのかを解説しよう。
話題の民泊ってどうなん?
法律的にアウトな「ヤミ民泊」もありリスクが高い
民泊はホテルや旅館などそもそも宿泊施設として作られたり、専用の加工をせずに民家やマンションの空き部屋を旅行客が宿泊できるように貸し出しているもので基本的には他人の家に泊まる感覚だと思えばいい。
しかし現状日本人が短期滞在で民泊を利用するのはあまりメリットがない。
実は民泊は法律で2泊以上しなければならないとされている。というか民泊は都道府県の認可を取る必要があり、とったとしても年間の稼働日に制限があったりと運営者にとってかなり面倒なことが多い。
そういった制限を取り除いた特区が大田区や大阪市、千葉市などで行われているが、それも一応届出が必要だ。
これに則っていないものはすべて「ヤミ民泊」とされて摘発の恐れがある。
安全な合法民泊を探しているならAirbnbで
部屋の広さに対して値段が安いことが多い民泊だがまだまだ利用するにはハードルが多く日本人にはメリットが少ない。
もし安全な合法民泊を探しているのならAirbnbという世界的に有名な民泊斡旋サイトで予約をするといいだろう。
このサイトも初めはヤミ民泊だらけだったが去年の初めに一斉にヤミ民泊を削除して現在ではほぼ全てが合法に認可されたものしか残っていない。
ドミトリーって一体なんなん?ホテルじゃないん?
カーテンなどで仕切られた相部屋で泊まる
ドミトリーとは相部屋を基本とした簡易宿泊所のこと。
相部屋というだけあってドミトリーは1つの部屋に複数のベッドが置かれてありそこに複数人が同時に宿泊するスタイル。
設備としてはシャワールームが備わっているくらいで楽天トラベルなどの旅行サイトで宿を探すと最も安い値段で見つけられる。
3000円より安いこともあるが割り切らないとキツい
しかしホテルのツインよりちょっと広いくらいの空間に4〜8人ほどを詰め込まれてカーテンなどで仕切ることぐらいしかできないため、本当に寝るだけと割り切らなければ利用することは難しい。
逆に3000円未満の宿はドミトリーでもなければ不可能ということになる。
都心にはドミトリーがそれなりに多くあり、かつ海外ではドミトリーは割とバックパッカーなどを中心に好んで利用される傾向にあるため現在も新しいものが増えつつある。
カプセルホテルはどうなん?おすすめはどれ?
鍵はかけられないがプライベート空間がある
カプセルホテルとはドミトリーと同じく部屋に施錠ができない簡易宿泊所だ。
しかしベッドの部分に飲食物を持ち込めなかったり、私語が厳禁だったりと普通のホテルのようにはいかない。
シャワールームのほかに大浴場がついているところも
カプセルホテルに付帯する設備はシャワールーム、場合によっては大浴場だ。
カプセルホテルの場合だと特殊な事例だが風呂がむしろメインになっていることもあり、お台場の大江戸温泉やみなとみらいの万葉倶楽部などでは追加料金を支払うことで風呂屋に泊まることもできる。
値段は日曜の夜から平日にかけてなどの最も安い時で2500円からとなっている。シャワールームから大浴場になることで値段は500円から1000円程度上昇し3000円程度が底値だ。
音は仕切れないため耳栓を持参するのがオススメ
カプセルホテルの場合、寝れればいいと思っている人でもやはりドミトリーは辛い、そこまで割り切れない、1人のスペースはある程度確保したいという人にオススメだ。
しかし完全に仕切られているわけではないので周りの雑音やイビキと言ったノイズからは逃れられないので耳栓などを用意した方がいい。
なお一部のカプセルホテルでは耳栓の用意があったりする。
圧倒的安心感!?ビジネスホテルはどうなん?
個室に部屋に鍵がかけられ全国チェーンも多い
やはり部屋に鍵をかけれて個室になるふつうのビジネスホテルは我慢できない、割り切れない人が選ぶ最も賢い選択肢だろう。
アパホテルや東横インなど全国的に展開しているチェーンホテルも増えており、一度会員になってしまえば毎度毎度ホテルを探すよりも手間をかけずに済む。
ビジネスホテルの設備は個室にベッドとテーブル、あとは風呂場とトイレが一緒になっているのがセオリーだ。
アパホテルでは一部の店舗で大浴場が備わっているのだが、面白いことに他のホテルでは大浴場があるだけで値段があるのに対してアパホテルは必ずしも大浴場があるからといって値段がそんなに変わらないのだ。
鍵がかけられるだけで値段が1.5倍くらいする
個室になって鍵もかけられる安心安全のビジネスホテル。
しかし大浴場もないものになるとベッドにトイレと風呂場がついただけでカプセルホテルの1.5倍くらいの値段になってしまい、著者としてはコスパがかなり微妙だ。
値段自体も4500円ぐらいが最低価格で、5000円くらいなければ平日でも泊まるのが難しいため正直言ってお金の面からは賢い選択とは言えない。
記事のまとめ
というわけで今回は「割り切れ度に応じたホテルの選び方」を解説しました。まとめるとこうなります!
結論:ラブホが大穴じゃね?
割り切ってカプセルホテルに泊まれるわけでもなく、ちょっと高いお金を払ってビジネスホテルに泊まるのがほとんどの人が取る選択だろう。
しかし実は泊まった場所を誰かに言わなければなんの我慢をすることもなく、ビジネスホテルよりも快適に安い値段でもれなく立地も良くなるホテルがある。しかも予約可能。
ラブホテルはナウなヤングカップルたちがハッスルする場所だが、休憩だけでなく宿泊も可能だ。
ラブホには鍵をかけられる扉があって個室になっており、風呂も付いていて広い。その上で隣の部屋である程度でっかい声で喘ぎ声をあげてもあまり聞こえないくらいには遮音性も高い。
何よりラブホはまとまった場所にあり、立地が良いのがほとんどだ。
これだけ見れば最高なのに値段がビジネスホテルと同レベルかそれよりも安いから著者も本当にお金に困った時に使う。
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