どーも、ポイントとか大好きすぎてまんまと企業の作戦にはまってお布施している男……顔デカ太郎(@airinybsg)です。
来月1日からは消費税が10%になるがそれに合わせて色々なものが始まる。
軽減税率もその一つ。しかし単純に消費税が2%増えるだけで商品の値段も2%上がると言っていいだけに、企業としてはなんとしても消費者のお財布の紐が硬くなってしまうことを避けたいところだ。
そんなさなかで実は鉄道業界において流行っているものがある、乗車ポイントだ。
安くできてもせいぜい10回分の値段で1回タダで乗れる回数券か頻繁に使う人なら定期券を買うくらいのものだ。
長距離を乗れば往復割引やらが出てくるがそこまで使わない人にはあまり嬉しいものではない。
去年はJR西日本が、気がつけば東京メトロも始めているICカードで電車に乗るとポイントがたまるサービス。
それが今度はJR東日本も導入するというのだ。
というわけで今回は「JR東日本の乗車ポイント」について解説しよう。
もくじ
Suicaでポイントがたまるって言うけどカードタイプは損する?モバイルSuicaを絶対使ったほうがいい理由
普通にSuicaを使っていては0.5%しかポイント還元されない
JR東日本の発表によるとSuicaでJR東日本の在来線に乗車すると運賃の0.5%がポイントとしてたまるようになる。
割合としては200円で1ポイントなのだが、例えば山手線の隣の駅までとかなら200円に満たない区間もあるがその場合でも1ポイントたまる。
しかしよく考えて欲しいが200円ごとに1ポイント、200円未満でも1ポイント、2ポイント貯めるためには400円以上の区間に乗らなければならない。
400円以上の区間って結構な距離になるし、そんな区間にそれほど頻繁に乗車するなら定期券を買った方がいいのは明白だ。
だがモバイルSuicaを使うだけでポイントが4倍
カードタイプのSuicaだと上記の通り0.5%還元になるのだが、モバイルSuicaを利用すると2%還元で50円ごとに1ポイントがたまる。
流石に50円未満の区間はなく最低でも100円は超えているため1回の乗車で最低でも2ポイントはたまることになる。
グリーン車に乗る時の罪悪感が減る?運賃以外でもポイントがたまるように!
乗車だけでなくSuicaグリーン券でもポイントがたまる
ポイントがたまるようになるのはSuicaで電車に乗った時だけではない。
10月から実は運賃だけでなくグリーン券の料金もだいたい10円か20円の値上げになる。
50kmまでは10円、それ以上の距離は20円の値上げになるのだが、これまで事前料金であればグリーン券はどれも1000円を超えない範囲で乗れていたのに今後はグリーン券を50km以上の距離で平日に利用する場合は1000円になってしまう。
とうとうある意味で大台の1000円が必要になるのだ。
ただでさええきねっとで予約して特急に乗ればグリーン券に課金するよりも安い値段で乗れて、しかもポイントまで溜まっていただけにグリーン車に乗るのは罪悪感があった。
増税に伴う値上げ分をまるまるカバーできる計算に
しかしグリーン券でもポイントがたまるようになり、こちらも運賃と同じくカードタイプのSuicaなら0.5%200円ごとに1ポイントの還元でモバイルSuicaの場合は2%50円ごとに1ポイント還元される。
基本的に車内料金をSuicaで支払うことはできないので事前料金が最も安い50km未満の休日でカードタイプは3ポイントモバイルSuicaなら15ポイント、一番高額な平日の50km以上でカードタイプは5ポイントモバイルSuicaなら20ポイントがたまる。
定期券でもポイントがたまる?!でも買い方を間違えると……
ただでさえ安い定期券にさらにポイントがついちゃう
モバイルSuicaだけのポイントのため方が定期券の購入だ。
乗車ポイントを導入しているほかの鉄道会社でも流石に定期券の購入でポイントがたまるようにしているところはない。
そもそも通常の運賃よりもかなり値引きをしている定期券にポイントを付与したところであまり鉄道会社にとってはメリットがない。
他社線分もコミコミでポイントをつけるという太っ腹
そしてこの定期券でもポイントがたまる仕組みを見て著者が驚愕したのが「他社線分もポイント付与する」というもの。
乗車ポイントは直通乗り入れしている東西線や千代田線から乗ってJRの駅で降りても中野や西船橋、綾瀬などからJR東日本の路線の部分だけポイントが付与される。
それだけに定期券は仮に千葉から総武線で西船橋、そこから東京メトロ東西線に乗って茅場町までの定期を買ったとしたら購入金額全額をポイント付与対象にする太っ腹ぶりに驚愕するしかない。
なぜそこまで驚くかというとSuicaで他社との連絡定期を発売している会社は多いのだが、一部の会社ではJRの運賃よりべらぼうに高くて大した距離は乗っていないのに定期代がものすごく高いところもある。
どうせそんなにポイント還元率高くないやろと思ったら……
それに著者は
と思っていたら、定期券を買っても購入金額全額の2%がポイント還元されるというから驚きだ。
なんどもいうが「そもそもかなり値引きされている定期券」をポイント還元する必要はない、上に「他社線の分までポイント付与対象になる」なんていつまで続くかわからない、上に「定期券もポイントは2%還元」されるとかどんだけ太っ腹やねんJR東日本半端ないって。
唯一気をつけなければならないのは定期券を購入してポイントがたまるのはモバイルSuicaのみ、というところだ。
他社で買った定期やカードタイプのSuicaの定期券ではポイントがたまらない。磁気定期券はもちろん論外だ。
記事のまとめ
というわけで今回は「JR東日本のポイント制度が神」ということを解説しました!まとめるとこうなります。
結論:JR東日本様まことにありがとうございます。
このポイント制度で地味に気をつけなければならないのが、モバイルSuicaやカードタイプのSuicaをただ利用するだけではポイントはたまらないということだ。
また登録できるSuicaもJR東日本が発行したSuicaでなければならない。
JREポイントはほかのことでもポイントが貯まる仕組みになっているのでこれを機にまだ始めていない人はぜひ始めよう。
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