どーも、自称旅行好きな男……
コロナウィルスによる移動自粛も解除されて第二波には警戒しつつもこれまでの生活に戻していこうという世の中になっている。
そんな中で前年比99%減というほぼ需要が消滅したようなもののような旅行業界。
個人旅行はもとより出張まで大きく削減されたものだから大変だ。
しかし新しい生活様式では出張もどんどん減らされるかもしれない。これの賛否は別として。
というわけで今回は個人旅行について解説したいのだが、そのテーマは表題通り「旅行好きと旅行すると失敗する」はいったどういう意味だろうか。
旅行好きといっても色々種類がある
どうしてこの記事を書こうと思ったのかと言うと、著者が毎回旅行にいって「つまんねぇ」と思うことが多いからだ。
というような著者の協調性のなさと集団行動の苦手加減は置いといても、自称旅行好きの著者はどうして旅行がつまらなく感じるのか。
それは単に「旅行をする」のが好きなのではなく、「旅行を計画する」のが好きなのだ。
他にも旅行好きなんだね、といわれる人も旅行をして食事をするのが好きなんだったり、アクティビティを楽しむのが好きだったりといろいろある。
著者の場合、どこにどうやっていってどのように周るのか、どういうスポットがあるのかを調べて計画するのが好きなのだ。
旅行を計画する人が旅行をつまらなく感じる最大の原因
身も蓋もない話にはなるのだが、行きたいスポットがあるとするがそれを調べるだけで著者は「行った気になる」のだ。それで満足だ。
行った気になる、というのは語弊があるのだが、行きたいスポットの詳細を調べる段階である程度のことを知ってしまい、実際に言っても調べた時ほどの刺激や感動を得られない。
特に景勝地や博物館・美術館はその傾向が強い。
人間の想像力の方が実物よりも豊かなのだろう。
実際このネットで調べた情報を上回らないと思った決定的な出来事が去年の夏に言った網走で、著者は数人で網走監獄に行ったのだ。
網走監獄自体は小学生のころから知っていて行けたら行きたいなというくらいの認識で10年くらいが経過してなんとなく行こうかとなった。
この段階で網走監獄がどういった場所でどのような背景で作られたかはある程度わかっていて、現地でみたものもその知識の再生産程度の価値しかなかった。
なので監獄内の節々に書かれた豆知識やどうでもいい知識の方が著者は楽しめた。
知っていることを何回も言われるほどうざったらしいこともない。
博物館や美術館といった知識欲を満たしてくれる場所はまだそんなどうでもいい知識を別でつけてくれたりもするので懲りずになんどでも向かうのだが、景勝地は本当に飽きる。
景勝地で感動できないからリアクションがイマイチで雰囲気をぶち壊す
別に一人で旅行しているときに「つまんね」と景勝地で思ったところで他人に害はない。
しかしこの記事のテーマは旅行好きの人間と旅行すると失敗するである。
つまり一人暮らしの場合はこの例にあたらない。
誰かと一緒に旅行することが前提だ。
しかし普通に考えてみればわかるのだが、自分が盛り上がっている状況においてとなりで「つまらない」なんて水をさすようなことを言われたら普通に嫌だろう。盛り下がる。
だから安易に旅行好きを自称する人と旅行をするべきではない。
どういう人となら失敗しないか
先ほども言ったように旅行好きといっても千差万別だ。
いろいろな好きがある。
著者のような旅行を計画するのが好きな人に対しては、どこどこに行きたいんだけれどどうやって行けばいいかな?と聞いてあげるのがベストだ。
自分が行ったことのない場所であってもかならず最適解を導き出して、行きたい場所が複数あるなら効率的に周れるようにプランしてくれるだろう。
逆にアクティビティに造詣が深いひとならトレッキングはじめて行くから一緒に行って欲しい、とかダイビングってやったことないんだけど、とか聞いてあげるといいだろう。
こういうインストラクターにあたる人がいた方がいいようなものは、すでに経験がある人と行くといろいろなことを教えてくれて楽しいだろう。
だがこれには大きな弱点が一つある。
どちらも他人にお節介をやくことに抵抗がない人ならという前提付きでの話なのだ。
なんでも一人で楽しみたい人も多くいる。
そんな人に急に「俺の旅行のプランせぇや」とか言っても応じてくれるはずがない。
一人で登山をするのが好きな人に「俺はじめていくさかい、手伝えや」とかいっても迷惑でしかない。
誰かと一緒に行くのが苦痛でなくて、なおかつ初心者というお荷物をかかえることに抵抗がないどころか率先して引き受けてくれるような人かどうかを見極めなければならない。
どういうことかというと、相手は選ぼう。
結論:旅行は楽しい
普通に旅行は楽しい。
好きなことにお金をかけるのは素晴らしいことだ。
今は様々な理由でそれをできる限り控えなければならない。控えた方がいい。
ぜひそれがなくなった暁には全力旅行を楽しみたい。
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