どーも、年に何回スマホを変えれば気が済むのかわからない男……
とはいえほぼ1円も払ってないので別にばかばかしいことだとは思わないのだが、今回ばかりはスマホを買うのがアホらしいとおもってやめてしまった。
というわけで巷で人気のiPhoneSEに変えなかった人の話をしよう。
もくじ
iPhone11Proじゃなかったら変えてた
著者が現在使っているのはiPhone11Proの64GBのモデル。
いまAppleが販売している機種の中ではフラッグシップモデルに位置付けられているハイエンド中のハイエンド機だ。
とはいえこのiPhone11ProとiPhoneSEは共通している部分も多い。
そもそも現行のラインナップはチップセットは全て共通。
iPhone11Proも11もSEも全て同じA13チップを使っている。
なので処理力は全く同じなので、価格が下手すれば3倍くらい差があるけれども、安いから荒野行動に処理落ちで負けるとかは起こり得ない。
しかしそれ以外の部分での違いは大きい。
iPhoneSEとiPhone11Proの違い
iPhoneSEの特徴はなんといっても廃止されたに近かったTouchIDを復活させたこと。
また11ProがFaceID導入とともに採用したベゼルレスもやめてノッチ(耳)もiPhoneSEにはない。
あとは背面カメラがタピオカだとか揶揄されて3個もついているiPhone11Proに対してiPhoneSEはそれまでと同じような1つのみを搭載している。
この辺りはぱっと見ただけでわかる違いだ。
他にもiPhone11Proは現行機では唯一有機ELディスプレイを採用している。
有機ELを採用することで黒色をはっきりと表現できるようになり、明暗をはっきりと演出できてなおかつ電池の消耗を抑えることができる。
またボディのカラーで選べるグリーンは日本の会社が生産している塗料を使っていて、それを視察するためにわざわざティムクックが来日したくらいだ。
防水に関してはSEはだいぶと11Proと比べると劣るが、洗面所で多少濡らしてしまう程度なら十二分に耐えられる仕様だ。
個人的にiPhoneはここのところXが重くて嫌になって初代SEに戻し、SEが老化で使い物にならなくなってきたのでXRに変えてその後に11Proという感じで変えてきた。
一番長く使ったのはXRだ。特に理由はない。
11Proは使い出して大体4ヶ月くらいだが、性能には概ね満足している。
不満があるとすればiOSの仕様なので機種を変えたところで解決しない。
11Proはふとしたタイミングで写真を撮るときに性能を如何なく発揮する。
地味に今までのレンズが二つ搭載のiPhoneではなかった「引き」で撮影ができるのは非常に便利だ。超広角レンズは思った以上に便利だ。
カメラを起動してみたら思ったよりも全景が入りきらなくて端が切れてしまう時も大体0.5倍にすればすんなり収まってくれるのでありがたい。
正直いってこれまで使ってきたどのiPhoneよりもiPhone11Proは満足度が高い。
満足度が高いのに変えたいと思った理由
理由は一つしかない。
FaceIDが今の世の中では不便な装置でしかない。
当たり前だがFaceIDはマスクをした状態では使えない。
マスク着用せざるえない現代においてはFaceIDは邪魔でしかないのだ。
逆にTouchIDであればマスクをしていようがしていまいが、関係なく指を触れさせればロックが解除される。
いちおうiOSもアップデートでマスクをしている場合はすぐにパスコードが出てくる仕様に変更されている。
だがこれも完璧ではないので、これまでの仕様通りにパスコードに切り替わるまで若干時間がかかることがしばしば起こる。
このタイムラグが鬱陶しいのならいっそのことFaceIDをOFFにすればよいのでは、とも思うがそれでは家の中で不便極まりない。
常にOFFにするほどのことでもないかと思うことがあるのだ。
著者の指紋薄すぎ問題
著者の指紋はとても薄い。
理由はわからないが、マックで働きはじめてから指紋が溶けたように思う。
以前使っていた初代iPhoneSEは寿命な部分もあるがTouchIDがまぁ認識しないもんで痺れを切らして京都のAppleStoreに駆け込んだ。
同じようなことがTouchIDを採用しているiPadPro10.5でも起こっていたので、よほど著者の指紋が薄いのかと心配になる。
これでもしiPhoneSEに変えても指紋が薄くてTouchIDが反応しませんでしたとか洒落にならない。
iPhone11Proを売れば余裕でiPhoneSEが買える
iPhone11Proを下取りという体裁のもとに売っ払うと状態がよくてSIMロック解除をしてあるなら概ね7万円代で売れる。
iPhoneSEのAppleStore版価格は5万円に満たない額なので、1円も出さずに機種を購入することは十分に可能である。
この時期に1、2万円の臨時収入は大変ありがたい。
それでもSEにしなかった理由
いまのところ著者はとりあえず11ProからSEにするのはやめようと思った。
理由は本当に単純でTouchID以外のメリットがあまりにもない。
全体的にSEのコンセプト自体は嫌いじゃない。
ただこれがもし5Sとかのスケールで作られていれば、つまり1世代のSEのサイズで発売されていれば最高だった。
なによりSEといいつつぱっと見でiPhone8と差がないのが地味に気に食わなかった。
チップセットは確かに変わっているのだが、そもそもアプリの要求するレベルが年々高くなっている以上チップセットの性能が上がってもiPhone8を手にした頃の感動はない。
これがもし、1世代iPhoneSEと同じサイズでベゼルレスデザインでなおかつ画面埋め込み式のTouchIDだったら即買いレベルだった。
さすがにいきなり最新技術盛り込みすぎなので値段は今のSEよりも高く下手すれば11よりも高くなっていたかもしれない。
ただ確実に言えることはコストのために既にあるデザインと設備を使って登場したにすぎないSEはあまりにもお粗末な存在だ。
正直言ってAppleに出して欲しくなかった。
結論:でもTouchIDはいいよねこのご時世だと
ただ確かにTouchIDはこのご時世だと時代に即した製品だと言える。
あきらかに顔を曝けださねばならないFaceIDはことこのコロナのご時世においては使い勝手がわるいと言える。
これもすべて時代が悪い。コロナが悪い。製品自体は悪くない。
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